社交ダンスとは、男女ペアになり（現在は女性同士も）相手を思いやりながら楽しむダンスです。
＊友達．仲間を作りたい
＊正しい姿勢を身に着けたい。
＊健康になりたい。
＊キレイになりたい。
＊ダンスパーティーを楽しみたい。
＊ダンス競技会に出たい。
＊パーティーでデモ出演したい。
＊イベント出演したい。
＊メダルテストを受けたい。
＊教師資格を取りたい。
＊ただなんとなく…
など目的はさまざまです。

社交ダンスをより華やかに見せるのは衣装だけではなく、確実なステップが踏めるダンスシューズも重要です。

○普通の靴ではなくダンスシューズを使用しましょう
普段履いているような靴では、滑って転んだり逆に靴底が滑らないことで足首を痛めてしまうことがあります。ダンス用シューズは底が柔らかいので木でできているフロアに優しい作りとなっています。革を使用しているものであれば適度に滑ることができ確実なステップが踏めるようになります。

また、ダンスシューズは必ず室内で使用しましょう。ダンスシューズで屋外を歩くと小石や汚れによりダンスシューズがダメになってしまうだけではなく、シューズの底に付着した小石でフロアを傷つけてしまう可能性があるのでおすすめできません。

○目的にあったシューズ選びをしましょう
衣装と同様に、シューズも種目にあったものを選びましょう。
【スタンダードシューズ】
つま先が閉じていて、足全体を包むようなシューズで、スタンダード種目向き。
【ラテンシューズ】
つま先が開いていて、激しい動きに適したシューズでラテン種目向き。
【兼用シューズ】
初心者の方や種目が決まっていない方向き。

スタンダードシューズでもラテンダンスを踊ることができますのでシューズ選びに迷ったら、スタンダードシューズか兼用シューズをおすすめします。

○フィットしたサイズと、慣れたヒールの高さを選びましょう
比較的ぴったりフィットするように作られているダンスシューズ。直接お店に出向き、フィットしているか試し履きをしましょう。自然な状態で靴を試すには、日中に行くこと。朝早い時間や夕方頃に行ってしまうと、足が浮腫んでいる場合があります。
ヒールの高さは一般的に７センチだと足が綺麗に見えターンも上手く回れますが、普段からヒールを履きなれていない方や初心者の方は5.5センチヒールを選ぶと無理なくダンスに集中することができます。

社交ダンスと競技ダンスの衣装は、種目や階級・大会によって衣装の色指定や丈の長さなど細かい規定が定められています。

ダンスウェアの種類は４種類
●準服
●平服
●準正装
●正装

●女性の衣装
女性の衣装は正装以外の装飾が全て制限されていますので、ドレスコードの確認はしっかり行なうようにしましょう。

【スタンダード種目】準正装・正装共に競技用ドレスを着用。準正装は床を傷つけたり汚す恐れのある装飾（ダイヤストーン・スパーンコール・フェザーなど）はできません。

【ラテン種目】ラテン用の競技ドレスを着用。こちらも準正装の装飾には制限があります。ラテン種目は激しいダンスになるのでスカートの下に同色のアンダーウェアの着用が定められていますが、肌色のシースルーやネットの着用は認められていません。

どの種目も、平服・準服の場合、ワンピースもしくはブラウスにスカートを着用し、スラックスやパンツの着用は不可。


●男性の衣装
男性の衣装は女性と違いラテンウェア以外の衣装の色が制限されています。燕尾服とジャケットスーツ、平服・準服の上着・タキシード・ベストに関しては黒か紺以外は認められていません。

【スタンダード種目】準正装と正装どちらも燕尾服もしくはジャケットスーツの着用

【ラテン種目】正装と準正装共にラテンウェアを着用し準正装は女性と同じく床を傷つけたり汚したりしないように装飾の制限あり。

スタンダード種目・ラテン種目どちらも準服と平服は白のワイシャツにタイの上から上着・タキシードもしくはベストを着用しますが、サッシュベルト類の着用は不可。